さくらたろう隊長を先頭に、元ダイビングインストラクター:AQUAの旦那、現役ダイブマスター:かさ隊員、普通のダイバー:まるちゃん隊員が列をなして竜宮城探しへと向かった。
ちなみにさくらたろう隊長も普通のダイバーである。水中ナビゲーションなどの訓練はちゃんと受けていないはず、もちろんコンパスなど持ってきていない。なのに、がしがしと目標もない海の中を進んでいく。
ふと気がつくとさくらたろう隊長から少し離されていっている。
え、おいらけっこうマジでフィンキックしてるのに、、、
振り返るとかさ隊員はさらに離されている。
そう、さくらたろう隊長はインストラクターもダイブマスターもぶちぎって
腹で水を切ってぐいぐい進んでいる。おそるべし、さくらたろう隊長・・・
珊瑚も何もない、どちらかと言うと美しくない海底を見ながらどのくらい進んだのだろうか、もう付いていくのが辛くなった頃、目の前に珊瑚の根が現れた。

根のトップは水深1mほど、垂直に切り立つ側面からボトムまで5mぐらい、そこここに亀裂が入ったかなり大きな珊瑚の根だった。きれいに澄んだ水の色と相まってなかなか美しい光景が広がっていた。

根のトップには色とりどりの珊瑚の中に小型の熱帯魚が群れをなし、すとんと落ち込んだ外洋の方を透かしてみると、今にも大物(でかいサメとか磯マグロとか)が横切りそうな気配のある、なかなかのポイントである。
よし、ここは覚えておこうとトップの珊瑚のない岩の部分を探して立ち上がって水から顔を上げて眺め回した。
陸地が遥か彼方~~~とおい、遠すぎるよ、さくらたいちょ~(泣)

普段ランニングコースの距離測定に使っているサイトでおおよその距離を測ってみた。
ビーチから500m沖。
かなり足に覚えのあるダイバーじゃないとしんどいし、下手したら恐怖を覚える距離だと思う。
ちなみにアンスバタのルサーフホテル前からカナール島までが800m、アンスバタからカナール島の手前まで泳いでシュノーケリングに行くようなもんである。
PEDEのシュノーケリングツアーはかねてから相当ハードだという噂は聞いていたが、これほどだとは思わなかった。普通のハネムーナーさんはうっかり申し込まないようにご注意いただきたい。
そう言う私も一人でさんざん泳ぎ回ったあと、さらにさくらたろう隊長に遅れを取らないようにとがしがしと泳いだあとである。帰る足に不安を感じて竜宮城探検もそこそこに帰路に付いた。
途中のあまり美しくない海底でカメさんが「お帰りはこちらー」と

言ったとか、言わないとか、、、。
<<続き>>
かく言う私も子供の手を引きシュノーケリングツアー参加しました。確かに距離はありますが、ガイドの笑顔(彼は途中いろいろ獲物をGETしては楽しませてくれました)とのんびりマイペースでライフジャケットの安心感も相まって旦那様のような危機感を味わうことなく存分に楽しませてもらいました。帰岸後の椰子の実ジュースは格別でしたよ。
マレ病がまたまた再発しそうです!
そうですか、お子様連れでも行けましたか。
それ以前にシュノーケリングツアーで行く場所と、今回カメに連れて行ってもらった場所が同じかどうかも怪しいんですが(笑)
この後マレ島の秘境中の秘境、シャバドランへと話が進みますので楽しみにお待ちくださいませ。
自分たちも9歳と10歳の子供たちと、シュノーケリング初めての父母をつれて、このツアーに参加しました。
確かに気づいてみると遭難するんじゃないかというくらいのところまで来ていて、母はもうぐったりで、浮き輪を捕まえて引っ張りながら帰った記憶です。
天気の違いで、海の様子がこんなに違うんですね。
親子3代でPEDEのシュノーケリングツアーに参加されたんですか!!
つわものですね~(笑)
是非晴れた日のマレの海を見にまたいらして下さいませ。
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