03年8月の一時帰国以来、長年の懸案事項だった禁煙も成功し、店も順調で万事穏やかな生活を送っていた。店を始めた頃はまともな休みすらなかったのだが、この頃から家内と交代で週休2日が取れるようになって来た。まあ、休みと言っても家にいる方が溜まった家事を片付ける訳で、掃除、洗濯、
御飯炊き♪。
思えばこれが失敗だった。私は休みの日となると普段簡単には作れない料理を作るのが楽しみになっていたのだった。本家の「旦那の物置」をご覧いただきたい。蕎麦、中華麺、餃子の皮、スパイスから作るカレー、その他失敗したものの数々・・・。ほとんど半日掛かりで料理している。つまり、ほとんど半日試食を重ねて夕食に至る。以前はくわえ煙草で料理していたのが目の前の
食材をくわえながら料理している。
ふとった。本当にふとったのだった。その事を実感したのはイルデパンに旅行に行った時だった。

ある日の夕方、一日の予定を終えた私はホテルの前のクトービーチで海に入って一日の疲れを癒していた。純白の砂にあくまで透明な海の水、緩やかなうねりに身を委ね一人プカプカと浮かんでいた。
浮かんでいた? おかしい! 私は今まで海でじっとしていると沈んでしまう体質だったのに! だから海は好きだけど遠泳は苦手だったのに! 何が私のからだを浮かせているのだろうか!
それは
10キロ以上増えた腹の脂肪やばいな~とは思った。でも、ま、いいか。とも思った。泳がなくても浮いてるし。
そんな旅行帰りにあれは起きたのだった。
『私は、これ以上もう太りたくない!!』その叫びは突然やって来た。
2004年4月、歯の矯正をしていて流動食しか食べられなかった家内が、無事矯正が終わり普通食に戻ろうとした時だった。やっとの思いで粗食になれた家内は私の作った特厚トンカツを拒否したのだった。ご褒美と思って一生懸命揚げたのに・・・
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ではなくて、やっと序章で書いた時点までたどり着いた訳だ。
と言うことで、夫婦そろって減量する事に決まったのだった。
あれ、今回から減量作戦が始まるはずだったのではとお悩みの(・_・)σ貴方。そんな事を気にしちゃいけません。単に私が構成をミスっただけです。多分次ぎこそ私の減量作戦が始まるはずですのでご安心を(何を安心するんだYO!!)。
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