その1でホームページ上に書いたメ-ルアドレスをスパム業者に知られない方法を紹介しましたが、とてもとてもそれだけではスパムは無くなりません。しょうがないので私はスパムによくある件名や、ありがちな言葉をひとつひとつ抜き出してメールソフトのルールでスパム専用フォルダーに振り分けていました。件名にfreeとかhightとかgotとか入っているメールはもう全部スパム。同じく承認とか承諾とか書いてあるのも全部スパム、etc、etc。それでも手作業ではやはり限界がありました。
一応使っているメールソフトにもスパム検出機能がついているのですが、これがまた使えない。なんかいい方法ないかな~と思っていた所、マックピープルと言う雑誌でいいものを見つけました。POPFileというフリーソフトで有志が日本語化を行ったものです。
設定の概要は、とりあえずメールを受信する時にPOPFileを経由するようにメールソフトのアカウント情報を設定します。で、POPFileの方では「inbox」と「spam」という分別先(バケツ)を作っておいて、スパムメールには件名に[spam]とか、好きな文字を追加するように設定します。最後にメールソフトの方で件名に[spam]と入っているメールは全てゴミ箱直行するように設定します。
これで準備完了です。でもね、これだけじゃこのソフトはなんにもしてくれないんです。設定して数日間は受信したメールが普通のメ-ルかスパムかを手動で教えてやるんです。そうすると、最初に書いたのと同じ作業を自動的にやってくれるんですよ。つまりスパムに多い単語と普通のメールに多い単語をどんどん記憶していって、1週間もすればかなりの確率でスパムを見抜いてくれるようになります。
もちろん使い込んでも誤検出をする事もあります。そういう時にはPOPFileに
まちがえんなYOと教えてやります。すると同じような間違いは二度と犯さなくなり、使えば使うほど賢くなっていくわけです。
まあ、結局誤検出してないかどうかゴミ箱をチェックしなくてはならないのですが、なんせ気分がいいです。もう、とっても精神安定上よろしいです。
↓メールを振り分ける画面(ウェブブラウザを使います、IEとか)

↓11月の分類結果(私はinbox、bbs、spamの3つに振り分けてます)

唯一の注意点はバケツは最低でも2つ作らないと意味をなさないので気をつけてください。ちなみに11月の分類制度は98.16%。絶対お勧めです。
それではPOPFileのURLです。
http://popfile.sourceforge.net/ なお、MacOSXを使っている方は↓のインストーラーが便利です。
http://sourceforge.jp/projects/popfile/files/ さて、その3のネタ、なんかなかったかなぁ~
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