どもっ、ニューカレドニア和太鼓協会の高橋です。
こんなタイトルでブログ書くと検索でいろんな方がいらっしゃるのではないかと思いますが、私は和太鼓歴3年、それも50歳すぎて初めてバチを持った素人です。決して太鼓職人ではありません。この記事を読んで真似をするのは構いませんが、大失敗しても一切責任は持ちませんので、よろしくお願いいたします。なお、大好きな和太鼓の話ですのでお問い合わせは大歓迎です。
masa@aqua-nc.comまでメールください。
前置きが長くなりました。
うちで使ってる和太鼓14台のうち5台は
日本太鼓協会さん、
和太鼓「趣」さんなどから寄贈していただいた「
諏訪工芸」さんの長胴太鼓です。価格が驚くほど安くて入門用には持ってこいの和太鼓なんですが、さすがに耐久性はあまりありません。2年も使ってると皮が伸びてしまって、ぼよんぼよんになってしまいます。
では、どうするかというと、今までは新しい太鼓、それも諏訪工芸さんのもうちょっと高級なやつを買い足してきたのですが、とある和太鼓の偉い先生から「高橋さんなら張替もできるんじゃない?」とのお言葉をいただきまして、がぜんその気になってしまいました。
ということで、諏訪工芸さんの1.6尺長胴太鼓の皮、張替準備編です。

25mm厚のベニヤ板を直径100cmと60cmの円に切り抜きます。ちなみに工具としてはジグソーとドリルは必須ですね。諏訪工芸さんの太鼓の皮の耳は10箇所あるので10等分線を入れておきます。

これは直径12mmの鉄棒。ジグソーに金切歯をつけて16cmに切り分けます。
あとは自動車整備用の2tジャッキ4台、12mmのターンバックルとアイボルト10セット、作業中に移動できるようにキャスタ−5個買ってきまして、

こんな感じで仕上げていくと、

こんな風になりました。

下の方から覗き込むとこんな感じ。

ちなみに、ネットで探した写真を参考に自作しただけです。これで本当に皮が張り替えられるのかどうかは、今の時点では不明ですよ〜
続いて、伸びてしまった皮をはがします。

諏訪工芸さんの太鼓は太鼓鋲の下に別の釘が打ってあるというのは聞いてました。これを抜いていきます。
あちらこちらで、この釘抜きが大変だ、大変だと書いてあったので動画撮影してみましたが、見ての通り簡単でした。
https://www.youtube.com/watch?v=gMbi95W3NR8そんな訳で、爪楊枝を詰めた表面をサンドペーパーで綺麗にして、皮の張り替えの準備は完了です。

今月末に日本から交換用の皮を持って帰ってきたら、続きをまたアップします。
さて、うまくいきますでしょ〜〜〜〜かっ??? どどんっ。
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