うっそうとしたジャングルが終わると、急に視界は開けて何やら屋根が見えてきた。さくらたろう隊長によるとあの屋根こそPEDEビーチ入り口のランドマークだそうだ。

ちなみに写真の通り、屋根があるだけのたぶん漁師小屋か資材置き場でしかない、雨が降ったら雨宿りの役には立ちそうな建物である。
そこから左下へと下る道の先にPEDEビーチがあった。

ビーチは狭く、岩も多めでお世辞にも綺麗なビーチとは言えないが、海は鏡のように波もなく、美しいコバルトブルーを透かして珊瑚礁が見え隠れしている。

あやしい探検隊は他に誰もいないビーチに設営(?)を済ませて、さっさと海中探検の用意を始めた。出発前にホテルで見た空撮写真によると、海に向かって左沖がポイントのようだった。さくらたろう隊長が以前シュノーケリングツアーのガイドに連れて行ってもらったのもおおよそ左側だそうだ。
私はとりあえず左に見える岬の先辺りまでガシガシと泳いでいってみた。

とりあえず透明度と水色は申し分ない。

一応魚と珊瑚もいる。

でも、なんだかさびしい、、、。噂に聞いたシュノーケリング天国とはちょっと違うようだ。
あっ、ちなみに上の水中写真はコダックの防水レンズ付きフィルム、楽天なら980円で撮影したものです。

日本だと980円でもニューカレで買うと2,800フランぐらいするので、絶対日本で買ってきた方がお得でございます。
閑話休題、左沖から右へ振ってビーチ正面辺りも探索したものの、それらしい珊瑚の根は見つからなかったのでいったんビーチへと帰ってみた。
ビーチでは唯一ノンダイバーのもたっち隊員が水泳ゴーグルをつけてチャパチャパしていた。っていうか、それ以外のメンバーはてんでバラバラ見えるか見えないかの沖合で各自何かを探してうろついていた(笑)。
私は漁師小屋まで登ってビーチの右側の様子を見に行ってみた。

う~む、きれいだけどシュノーケリング天国って言う感じではない。
しょうがないのでとぼとぼとビーチに戻ってみると、さくらたろう隊長が海から帰ってきたところだった。
「いやぁ~、やっとガイド無しで竜宮城まで行けたよ。ほんときれ~だよぉ~、ここは!!」
などと言っている???
「え、どこよ、どこが竜宮城なんだよ?」と、ついつい語気も荒く問いただしてしまった。
「いやぁ~、最初は旦那のあとを付いて左の方に泳いでいったんだけど、途中でウミガメを見つけてねぇ、亀さんについていったらいつの間にか竜宮城についていたんだ~」
おいおい、桃太郎から浦島太郎に話が変わってるぢゃん(爆)
だいたい、亀についていったら行き着けたって、、、あやしすぎる。
「今からもう一回行けばちゃんと行き着けるの?」
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。ぜったいいけるよぉ~」
「行き着けなかったら怒るかんねっ!!」
てなやり取りをしている間にかさ隊員とまるちゃん隊員も海から上がってきたので、みんなでもう一度、さくらたろう隊長の先導のもと竜宮城探しへと出かけていった。

カメッ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!! <<続き>>